ニュース

サイエンス・カフェ(講演会)のお知らせ

中央公園に賑わいを取り戻すために。
多聞台では7年前から住民・行政・有識者・事業者で構成される「多聞台団地再生協議会」(座長:川北健雄神戸芸術工科大学教授)による再生・活性化事業が進められています。その成果として、2017年9月にNPO法人ワトワーズ多聞台が設立され、地域コミュニティの拠点として「たもん・センター・カフェ!」が開店しました。そして長らく空き地となっていました市住跡地には、西側に医療法人純心会が高齢者施設を、東側に積水ハウスが61戸の子育て世帯用住宅街区を建設することになりました。そして今、まちの中心ゾーン(バスロータリー、中央公園、ショッピングセンターなど)の再編整備に関する協議が進められています。

中心ゾーンの大きな部分を占める中央公園では、毎月2回土曜朝市が開催されるほか、夏には多聞台カーニバル、春には菜の花祭りが開催され大勢の人で賑わいますが、半世紀以上前に作られた中央公園は施設や植栽などの老朽化や管理不足が目立つようになり、ショッピングセンターの衰退と相まって、特に南側の広場はイベント時以外は殺風景で季節感の乏しい空間となっています。本来なら地域活動の拠点としてまちの賑わいを生み出すべき中央公園ですが、半世紀以上が経過した現在、改めて賑わいを取り戻すための方策を検討する時期に来ています。

NPO法人ワトワーズ多聞台では4月から毎月1回、有識者、関係行政機関、住民代表による「多聞台中央公園の整備構想に関する検討会」(座長:兵庫県立大学大学院嶽山洋志准教授)を開催しています。その一環として、猛暑の8月は公園管理作業はお休みし、下記のとおりサイエンス・カフェ(講演会)を開催することにしました。今回は中央公園に賑わいを取り戻すための地域活動のありかたや、公園を拠点としたまちづくりをテーマに専門家の先生をお招きします。新型コロナウィルス感染防止のため人数を制限して開催しますので、早めに申し込んでください。

  日 時:8月22日(日)10時~12時
 会 場:多聞台地域福祉センター 2階
 講 師:一般社団法人 みどり・人・まち研究所 代表理事
     兵庫県立大学大学院緑環境マネジメント研究科 客員教授
     林まゆみ氏
 テーマ:公園を拠点としたまちづくりの未来
     ~中央公園に賑わいを取り戻すための地域活動のありかた~
 定 員:30名(新型コロナ感染防止のため)
 参加費:500円(コーヒー、ケーキ付)
 申し込み:NPO法人ワトワーズ多聞台事務所(電話 798-5538)